どっちがお得?1
2011年12月01日
どっちがお得?プロローグ編
[問題1]
お酒があります。
(A1) 350ml 95円
(A2) 500ml 153円
どっちがお得でしょうか?
お酒の画像から、いきなり問題に入りました。
M吉さん「何だよ~せっかく酒の話題かと思ったら、変な問題出しやがって~」
M苅さん (まぁまぁまぁ…)
[問題1]の解説は後述しますが、その前に
[例題1]
かわいい ネオンテトラ
(B1) 50匹 1357円
(B2) 50匹 1530円
どっちがお得?
M吉さん「同じ50匹なら値段の安い (B1) 1357円の方がお得じゃん」
はい正解です!
[例題2]
同じく ネオンテトラ
(C1) 350匹 9500円
(C2) 500匹 15300円
どっちがお得?
M吉さん「むむ…」
ここで、おおよそ いくつかのタイプの人間に分かれます。
(タイプ1)
ぐはぁ算数・数学の問題だぁ~俺苦手だったんだよな
もう考えたくもねぇわ
と、算数・数学の問題と判断しただけで おおよそ0.1秒で思考停止し
(その瞬間判断は、別な意味すごいとも思いますが…)
(自分の頭で)考えることすら拒否する人。
(タイプ2)
直感…で 500匹 15300円
経験的に、何か多いほうがお得な感じがする。
普段の買い物だって量の多い「徳用サイズ」の方がお得なんでしょ?
と、自分の今までの経験から判断してしまう人。
(直感も経験も重要な要素ではあるけど、その理由まではあまり考えない考えてはいない)
(タイプ3)
ちょっとは考えるけど、すぐに面倒くさくなって あきらめる。
10秒~1分~数分とタイムラグは、かなり個人差あり。
(タイプ4)
ちょっと考える。
おぼろげながらアプローチを考える。
だけど、そのアプローチの過程にて、暗算があまり得意ではない。
紙とペンを持ち出して計算を始める。
だけど、紙とペンの筆算もあまり得意ではない。
現代の三種の神器よろしく携帯電話の電卓機能で電卓を使う。
その電卓の結果が出た上で、解答とその理由を述べる人。
(タイプ5)
問題を聞いたとたん
複数のアプローチを、並列的思考で瞬時にひらめき
その神がかり的な暗算スピードで、瞬時に計算し
また瞬時にその解答と理由を述べる人。
私はどっちかと言うと、タイプ4。たまにタイプ3。
皆さんはどうでしょうか?
[例題1]は、たいていの人は瞬時に
同じ50匹なら値段の安い (B1) 1357円の方がお得 だと分かると思います。
だけど [例題2] となってタイプが分かれるのは、なぜでしょうか?
だって、[例題1]は (B1) (B2)のネオンテトラの「数」が一緒だから
「値段」だけ「比較」すれば簡単でしょ。
だけど、[例題2]は (C1) (C2)のネオンテトラの「数」と「値段」がまるでバラバラだから
比較できんじゃん。うーん分からん。
-----------------------------------[解説]
じゃあ、比較できるように「数」を一緒にすれば良いのでは?
え?どうするの?
350匹、500匹 と一見バラバラに見えるけど
両方とも50匹とかに合わせればどうかな?
350匹で 9500円 なのだから
50匹で…えーと、えーと、えーと…(暗算が苦手)
350を7で割れば 50匹になるな…、だから 値段も 9500 / 7 = …
えーと、えーと、えーと…(筆算も苦手)
(電卓使ってもいいよ)
いや筆算でやる!
出た
1357.なんちゃら
500匹はそのまま 10で割りゃいいから 1530円!
これは[例題1]の問題そのままになるよ。
うおぉ
ここで冒頭の[問題1]を見てみると
ただ単に桁数ずらしたことに過ぎない問題になっている。
つまり[問題1]は
(A1) 50ml で 13.57円
(A2) 50ml で 15.3 円
同じ量なら 値段の安い方(A1)がお得ということになります。
また (A1)は350ml
(タイプ2)の人は、多い方(500匹 (A2)500ml)がお得だと、直感・経験で
きちんと理由づけもなく(考えなく)自分勝手な思い込みをしてました。
長くなりましたので
ここらへんで次回に続きます。
[問題1]
お酒があります。
(A1) 350ml 95円
(A2) 500ml 153円
どっちがお得でしょうか?
お酒の画像から、いきなり問題に入りました。
M吉さん「何だよ~せっかく酒の話題かと思ったら、変な問題出しやがって~」
M苅さん (まぁまぁまぁ…)
[問題1]の解説は後述しますが、その前に
[例題1]
かわいい ネオンテトラ
(B1) 50匹 1357円
(B2) 50匹 1530円
どっちがお得?
M吉さん「同じ50匹なら値段の安い (B1) 1357円の方がお得じゃん」
はい正解です!
[例題2]
同じく ネオンテトラ
(C1) 350匹 9500円
(C2) 500匹 15300円
どっちがお得?
M吉さん「むむ…」
ここで、おおよそ いくつかのタイプの人間に分かれます。
(タイプ1)
ぐはぁ算数・数学の問題だぁ~俺苦手だったんだよな
もう考えたくもねぇわ
と、算数・数学の問題と判断しただけで おおよそ0.1秒で思考停止し
(その瞬間判断は、別な意味すごいとも思いますが…)
(自分の頭で)考えることすら拒否する人。
(タイプ2)
直感…で 500匹 15300円
経験的に、何か多いほうがお得な感じがする。
普段の買い物だって量の多い「徳用サイズ」の方がお得なんでしょ?
と、自分の今までの経験から判断してしまう人。
(直感も経験も重要な要素ではあるけど、その理由まではあまり考えない考えてはいない)
(タイプ3)
ちょっとは考えるけど、すぐに面倒くさくなって あきらめる。
10秒~1分~数分とタイムラグは、かなり個人差あり。
(タイプ4)
ちょっと考える。
おぼろげながらアプローチを考える。
だけど、そのアプローチの過程にて、暗算があまり得意ではない。
紙とペンを持ち出して計算を始める。
だけど、紙とペンの筆算もあまり得意ではない。
現代の三種の神器よろしく携帯電話の電卓機能で電卓を使う。
その電卓の結果が出た上で、解答とその理由を述べる人。
(タイプ5)
問題を聞いたとたん
複数のアプローチを、並列的思考で瞬時にひらめき
その神がかり的な暗算スピードで、瞬時に計算し
また瞬時にその解答と理由を述べる人。
私はどっちかと言うと、タイプ4。たまにタイプ3。
皆さんはどうでしょうか?
[例題1]は、たいていの人は瞬時に
同じ50匹なら値段の安い (B1) 1357円の方がお得 だと分かると思います。
だけど [例題2] となってタイプが分かれるのは、なぜでしょうか?
だって、[例題1]は (B1) (B2)のネオンテトラの「数」が一緒だから
「値段」だけ「比較」すれば簡単でしょ。
だけど、[例題2]は (C1) (C2)のネオンテトラの「数」と「値段」がまるでバラバラだから
比較できんじゃん。うーん分からん。
-----------------------------------[解説]
じゃあ、比較できるように「数」を一緒にすれば良いのでは?
え?どうするの?
350匹、500匹 と一見バラバラに見えるけど
両方とも50匹とかに合わせればどうかな?
350匹で 9500円 なのだから
50匹で…えーと、えーと、えーと…(暗算が苦手)
350を7で割れば 50匹になるな…、だから 値段も 9500 / 7 = …
えーと、えーと、えーと…(筆算も苦手)
(電卓使ってもいいよ)
いや筆算でやる!
出た
1357.なんちゃら
500匹はそのまま 10で割りゃいいから 1530円!
これは[例題1]の問題そのままになるよ。
うおぉ
ここで冒頭の[問題1]を見てみると
ただ単に桁数ずらしたことに過ぎない問題になっている。
つまり[問題1]は
(A1) 50ml で 13.57円
(A2) 50ml で 15.3 円
同じ量なら 値段の安い方(A1)がお得ということになります。
また (A1)は350ml
(タイプ2)の人は、多い方(500匹 (A2)500ml)がお得だと、直感・経験で
きちんと理由づけもなく(考えなく)自分勝手な思い込みをしてました。
長くなりましたので
ここらへんで次回に続きます。
Posted by エンゼルフィッシュ at 05:29│Comments(0)
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